60代の俺の自動車保険、月2,120円。年で25,440円だ。
高いか、安いか。
「自分の保険料、これって妥当なのか?」と思ったことがあるなら、ここから先を読んでほしい。
俺の保険の中身を、全部見せる。
俺が今入っている保険、全部見せる
JA共済の自動車共済だ。中身はこうなっている。
| 項目 | 俺の契約 |
|---|---|
| 月額 | 2,120円 |
| 年額 | 25,440円 |
| 等級 | 20等級(最高) |
| 免許 | ゴールド |
| 年齢条件 | 26歳以上限定 |
| 車 | 1000ccのコンパクトカー |
| 対人賠償 | 無制限 |
| 対物賠償 | 無制限(免責0円) |
| 人身傷害 | 1名3,000万円 |
| 弁護士費用 | 300万円 |
| レッカー | 15万円 |
| 車両保険 | なし(外した) |
これで月2,120円。1日あたり70円だ。
缶コーヒー1本より安い。
なぜJA共済にしたのか
正直に書く。俺は他社と比較していない。
きっかけは、50代のときに遭った0対100の事故だ(事故の話はこちら)。
そのとき、対応に来てくれたアジャスターが、俺の住む地域のJA共済の人だった。
「アジャスター」というのは、事故が起きたときに現場に出向いて、車の損害や過失割合を調べてくれる、保険会社の専門担当者のことだ。
俺もそのとき初めて知った言葉だった。
そのアジャスターを信用した。
かかりつけの車屋がそのまま代理店をやっていることも分かった。
「ここに任せておけば間違いない」
そう思って、それから切り替えた。
大手の通販型と比べたら、もっと安い保険はあるかもしれない。
でも、事故のとき顔の見える相手が動いてくれる安心は、月数百円の差では替えられないと俺は思っている。
対人・対物を「無制限」にした理由
表のとおり、俺は対人・対物どちらも無制限にしている。
理由は単純だ。
事故で相手を死なせたり、店や家を壊したりしたら、3,000万円では足りないことがある。1億円の請求が来ることもあると聞いた。
無制限と1億円の保険料の差は、年で数千円しか変わらない。
それで眠れない夜が無くなるなら、安いものだ。
俺の判断はこうだ。対人・対物だけは絶対に削らない。
弁護士費用300万円を付けた理由
これは0対100の事故のあと、付けた特約だ。
0対100というのは、相手が100%悪い事故のこと。
こちらに非がないから、相手の保険会社と直接話すことになる。
これがきつかった。
素人の俺が、相手の保険のプロを相手に交渉する。勝てるわけがない。
あのとき、もし弁護士が動いてくれていたら、もっと早く、もっと納得のいく形で終わっていたはずだ。
年で数百円。「次にもし0対100をやられたら」のための保険として、付けた。
車両保険を外した話(最大の判断)
これが俺の保険で一番大きな判断だ。
切り替えた当初、車両保険には入っていた。
でも、アジャスターにこう言われていた。
「車の年式と価値を考えたら、車両保険はいらないですよ」
俺は耳を貸さなかった。
「いざというとき、車が直せなくなるのが怖い」と思っていた。
そのまま3年、無駄に払い続けた。
転機は、雪の壁にぶつかった日だ(解約した経緯はこちら)。
修理費は40万円かかった。
でも、車両保険を使うと等級が下がって、結局3年で同じくらいの保険料を取り戻されると知った。
「これは入っていても、使えない保険じゃないか」
そう気づいて、ようやく解約した。
アジャスターの忠告から3年遅れだった。
外した結果、月の保険料が下がって、今の月2,120円になった。
ざっと振り返ると、月額の推移はこんな感じだ(だいたいの金額)。
- JA共済に切替えた当初(車両保険あり):約5,340円
- 自損事故で車両保険を使った直後(等級ダウン):約7,540円
- 3年後・等級が回復した頃:約4,640円
- 車両保険を外した今:2,120円
車両保険ありの頃と比べて、月で2,520円。年で約3万円。
たった3万円とも言えるが、無事故ならそのまま手元に残る金額だ。
ついでに言うと、子供の任意保険からも、同じように車両保険を外した。
理由は同じだ。
削るところは削る、それが俺の方針だ。
レッカー15万円って、何のため?
俺はずっと、レッカーは「困ったら自分で電話すればいい」くらいに思っていた。
違った。調べたら、これは大事な話だった。
事故や故障で車が動かなくなったとき、いきなり自分でレッカー業者を呼んじゃいけない。
まず代理店(保険会社)に連絡する。そこから保険会社が業者を手配する流れだ。
勝手に自分で呼ぶと、保険が効かない場合があるらしい。
JA共済の場合は、24時間365日のフリーダイヤルがある。
事故・故障・バッテリー上がり・キーの閉じ込め——困ったらここに電話する。
15万円というのは、保険会社が手配したレッカー業者にかかる費用の上限のことだ。
修理工場までの搬送、遠距離になることもある。10万円を超えることもあると聞いた。
使う機会はほぼ無い。
でも、無いと困る。お守りみたいな特約だ。
順番だけ間違えないようにしたい。
他社と比べたい人へ
俺は比較していない。だから「JA共済が一番」とは言わない。
ただ、もし「自分の保険料、これって妥当か?」と思うなら、一括見積もりで他社を眺めてみるのは悪くない。
条件によっては数万円違うこともあるらしい。
俺もいつかやろうとは思っている。
結局、俺はこの保険を続ける
月2,120円。年25,440円。
1000ccのコンパクトカー、20等級、ゴールド、26歳以上限定、対人・対物無制限、車両保険なし。
これが俺の答えだ。
事故のときに顔を出してくれる相手がいる。
削るべきところは削った。残すべきところは残した。
あとは、無事故でいつまで走れるか。それだけだ。
あなたの保険は、どこを削って、どこを残しているだろうか。
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